かしわ餅と端午の節句

4月になって新しい環境になった方も多くいらっしゃると思います。

あまり環境が変わらない方も、毎年そうこうしていると、あっという間にゴールデンウイーク!となっているのは私だけでしょうか?

ゴールデンウイークといえば『端午の節句』『こどもの日』の祝日があり、かしわ餅を食べる風習が全国的にありますね。

ではなぜかしわ餅はかしわの葉でお餅を包んでいるのでしょうか?

かしわの木は縁起ものとされており、春の新芽が出る時期まで葉を落とすことがありません。そのため、木から葉が落ちないことから「子孫繁栄=家系が途切れないように」という意味を込めて、端午の節句でかしわ餅を食べるようになったそうです。


またかしわの葉はこどもの手のひらのような見た目をしています。子供の健やかな成長を願うこどもの日に、縁起物としてかしわ餅を食べるようになったとも言われています。

福井のかしわ餅は甘いお餅に「こしあん」が包まれたかしわ餅がオーソドックスですが、地域によっては「つぶあん」「みそあん」が包まれていたり、お餅にもよもぎが練りこまれていたりすることもあります。

ちなみにかしわの葉っぱは、かしわの葉はかしわ餅を美味しく食べるために包んでいるものなので、あまり召し上がらないことをおオススメします!

このかしわ餅の旬は4月中旬〜5月上旬となっています。スーパー等で見かけたらぜひ召し上がってくださいね。


長谷川製餡所

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長谷川製餡所

ふくいのあんこや 長谷川製餡所です。 おいしいあんこを製造・販売しています。 創業昭和28年、福井市宝永にある親子三代続く老舗あんこやです。